《5日目》1月22日(金)
皆さま、こんにちは。
「What Price Your Dance」の稽古風景をつれづれなるままに綴るべく、稽古場に潜入している、国内ダンス留学@神戸4期生振付家コースの中島由美子です。
本日の稽古場所はアグロガーデン近くの駒ヶ林会館。これから本番に向けて、ちょくちょく使わせていただくことになりました。昭和レトロ感満載の落ち着いた素敵な場所です。
郷愁感に浸りつつ稽古場の扉を開けると、そこには昨日同様、パイプ椅子に向き合う4名の姿…しかし昨日とは違って戸惑いの色は少なく、みんな椅子とお友達になっていました。共に過ごす時間というのは大切ですね。
そして昨日とは違い、熱い視線でパフォーマーを見つめるハオニェン。
簡単なルールを決めて、一人ずつ椅子とやってみようということに。椅子と人間というシンプルな関係性であるがゆえに、個々の差異がくっきりと浮き出る、それぞれのソロ。またシンプルであるがゆえに、身体や物の捉え方の癖も浮き彫りになり。Oh… Simple is ごまかし効かず Best!
10分間の和やかブレイクを挟んで、次は川口さん&ナイム、砂連尾さん&ソップヒープのカップルに分かれて、お互いのソロを共有しあう作業へ。砂連尾さんはソップヒープに対して、目線や腰遣い、足指の位置に至るまで、それはそれは細かく、手取り足とり腰とり、優しくアドバイスしていました。そこに途中からハオニェンも加わり、熱い3persons playへ発展。興奮を冷まそうと、もう一組の方に目を向けると、そちらもしっとりと湿り気を帯びた2persons play…
眼鏡が曇るほどの湿気と熱気、そして和やかでいて真剣なディスカッションを経て、稽古は終了。
それにしても人の話を聴くとき、正座になるのは日本人のDNAなのでしょうか。揃いも揃って正座でキメる川口さんと砂連尾さんを激写。
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