《7日目》1月25日(月)
皆さま、こんにちは。
「What Price Your Dance」の稽古風景をつれづれなるままに綴るべく、稽古場に潜入している、国内ダンス留学@神戸4期生振付家コースの中島由美子です。
午後からの稽古に潜入するため、ランチに出掛けた皆をロビーで待ち伏せしていると、颯爽と砂連尾さんがご登場。さすが時間に真面目な日本人。挨拶を交わしつつ、スタッフが本公演の広報についてアレコレ話している脇で、何やら鞄からおもむろに小さな包みを取り出し on the table する砂連尾さん。What is this?Possibly it…BENTOU?そう、さりげなく弁当を食し始めた砂連尾さん。一気に場が色めき立ち、噂の美人妻の手作り弁当の中身を見ようと野次馬が群がった瞬間、どさくさに紛れて、愛妻弁当 with 砂連尾さんの美しい手、の撮影に成功。ちなみにお品書きは、人参のぬか漬け・ひじきと小松菜と豚肉の炒め煮・白飯の梅干し添えと推測。
幸せのお裾分けを食らい、食べてもいないのに満腹になったところで潜入開始。
稽古場では、ソップヒープが他の3名に対して、古典舞踊のレクチャーをしているところ。古典を教えているときの彼は、水を得た魚のごとくピチピチ状態。そして、跳ねる魚に食らいつきつつも、楽しげな他3名。
その様子を、しばらく鼻をかんだり龍角散のど飴を舐めながら眺めていたハオニェンが一旦止め、全員でのディスカッションタイムに突入。実はソップヒープ以外の3名は、習っている動きに対して、身体的にできなかったり、違和感を抱いても、何とか飲み込もうともがきながらやっている状態であることを吐露。それに対してハオニェンは枯れた声でひと言。「その違和感を外に向けて発信Let’s Deconstruct!」…脱構築。何やらこの作品の核心に迫ってきたような気が…。
明日はもっと、そういうことを喋りながらやっていこう、ということで本日の稽古は終了。稽古も7日目になってくると、お互いの人となりも分かってきて打ち解けてくる反面、個々の英語の習熟度の違いもあり、ニュアンスなどの微妙な差異の理解に苦労もある模様。
ちなみに稽古終了後、アルコールを飲めないソップヒープに、アルコール入ってないから大丈夫よと言いながらノンアルコールビールを手渡したところ、周りのあらゆる人に「Non alcohol really?」と確認しまくられたMeは、I don’t speak English…But!I have manyパッション。YES!See you tomorrow.
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